<ブロー・セット・スタイリング時に髪に負担をかけない>
☆注意しなければいけない点は温度と水分です
髪の毛の主成分はケラチンというタンパク質からできており、熱に弱い性質をもっています。皮膚よりは抵抗力があるのですが、それでも限界点は120℃くらいまでです。
毛髪は普通10~15%の水分を含んでいますが、加熱していくとこれらの水分が蒸発し、カサカサになって手触りが悪くなります。さらにそれより上の130~150℃以上の熱を毛髪に加えていくと、膨らんで変形を起こすほか、黒い髪の場合茶褐色に変色してしまい、弾力がなくなって脆くなります。
この様な変性は髪が乾いている時の状態であり、含水量の多い状態では60℃前後から熱変性をするといわれています。
通常の洗い立ての濡れている髪をタオルドライした状態は水分量は30%ぐらいの状態であり、この含水量の多い状態であるといえます。一般的なヘアアイロンの温度は180℃前後、ハンドドライヤーの温度は送風口からの距離によって違いますが90℃前後もあり、部分的にはさらに高温になるところもあります。
髪がしっかり濡れている状態での急な高温を伴う作業は髪にとってかなりのダメージを与えます。
●髪を洗った後にはタオルで拭いたままにはせず、なるべく乾かす。濡れたままの状態だと髪が膨潤していてキューティクルが開いている為ダメージを受けやすい。その状態で寝てしまうと毛髪同士の摩擦で髪が刺激をうけてしまいます。
●髪をドライヤーで乾かすときは、最初にしっかりとタオルで髪の余分な水分を取ってから、温度を低くするか距離をはなすかして徐々に乾かしていく。
●アイロン ホットカーラーなどの高温をともなうものは、極力使わない。使う場合でも髪が濡れている状態から使うのではなく、しっかり髪を乾かしてから使うようにする。
髪の毛の主成分はケラチンというタンパク質からできており、熱に弱い性質をもっています。皮膚よりは抵抗力があるのですが、それでも限界点は120℃くらいまでです。
毛髪は普通10~15%の水分を含んでいますが、加熱していくとこれらの水分が蒸発し、カサカサになって手触りが悪くなります。さらにそれより上の130~150℃以上の熱を毛髪に加えていくと、膨らんで変形を起こすほか、黒い髪の場合茶褐色に変色してしまい、弾力がなくなって脆くなります。
この様な変性は髪が乾いている時の状態であり、含水量の多い状態では60℃前後から熱変性をするといわれています。
通常の洗い立ての濡れている髪をタオルドライした状態は水分量は30%ぐらいの状態であり、この含水量の多い状態であるといえます。一般的なヘアアイロンの温度は180℃前後、ハンドドライヤーの温度は送風口からの距離によって違いますが90℃前後もあり、部分的にはさらに高温になるところもあります。
髪がしっかり濡れている状態での急な高温を伴う作業は髪にとってかなりのダメージを与えます。
●髪を洗った後にはタオルで拭いたままにはせず、なるべく乾かす。濡れたままの状態だと髪が膨潤していてキューティクルが開いている為ダメージを受けやすい。その状態で寝てしまうと毛髪同士の摩擦で髪が刺激をうけてしまいます。
●髪をドライヤーで乾かすときは、最初にしっかりとタオルで髪の余分な水分を取ってから、温度を低くするか距離をはなすかして徐々に乾かしていく。
●アイロン ホットカーラーなどの高温をともなうものは、極力使わない。使う場合でも髪が濡れている状態から使うのではなく、しっかり髪を乾かしてから使うようにする。