美容室で売っているヘアケア用品と市販のものには違いがあります。
値段も美容室のヘアケア用品のほうがちょっと高めだと思いませんか。
でもその分、成分にこだわった商品が多いかと思います。
ドラッグストアやコンビニは、新商品や定番商品、毎日使うヘアケア商品も手軽に買えて便利です。
しかし、市販のヘアケア商品と美容室で扱っている商品では目的が違います。
特にシャンプーでは活性剤・洗浄成分が違います。
市販の商品の特徴は、泡立ちがよくて洗浄力も強く、コンディショニング成分をたっぷり配合しています。
指どおりがよくて洗いやすいですが、すすぎが悪いと髪や地肌にシャンプー成分が残り、かゆみや汚れなどトラブルの原因になることがあります。
市販の商品は、より多くの消費者に受け入れられるよう、過不足なく使用できるような設計になっています。
それに対してサロン専売品は、低刺激の洗浄成分でつくられていることが多く、髪にやさしいけれど、しっかり洗い上げます。
また、PHコントロール、褪色防止、アミノ酸やタンパク質の補給効果など、カラーやパーマをきれいに保つための役割があります。
サロン専売品は市販品よりも上質であり、高機能な成分が配合されているのが特徴です。
一人一人のお客様の髪質やダメージなどを見極めて、最適なヘアケア剤やスタイリング剤を選び、施術しています。
サロンの技術を製品に取り込んだマテリノートのPPTやヘアオイルは、特にダメージ毛の方にお試しの価値はあるかと思います。
サロン専売品のもうひとつの特徴として、サロンの施術後のフォローを目的とした製品が多いこともあげられます。
お客様が家でもケアできるよう、カラー後の褪色防止やパーマ後のデザインを維持するヘアケア剤などがあげられます。
サロン専売品は、毛髪の状態に合わせて適切な使用方法をプロの美容師にアドバイスしてもらえるという利点があります。
たとえば健康毛にハイダメージ用ケア剤を使うと、場合によってはベタつきや重さにつながりますので、最適な製品を選ぶことが大切です。